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ラーモス移住地=9月に第10回さくら祭り=大使招き舗装道路開通式も

2007年8月23日付け

 ラーモス日伯文化協会(山本和憲会長)は九月八、九の両日、同移住地内にある「さくら公園」でさくら祭りを開催する。今回記念すべき十回を数えることから、例年の日曜日のみの開催を二日間に延長、多くの入場者を見込む。
 さくら公園は約六十ヘクタールの敷地面積に二千五百本の山桜が植えられている。山本会長によれば、「いつも祭りの時期と桜の開花がなかなか合わない」が、今年は寒さが続いたので期待できそうだという。
 八日午後六時から、かがり火のもとで行なわれる開会式と同時に、ラーモス移住地の悲願だった舗装道路の開通式が島内憲日本国大使、佐藤宗一在クリチーバ総領事出席のもと執り行われる予定となっている。
 クリチバーノス市と地元フレイ・ロジェリオ市を結んだ州道SC四五一号線全長二十九キロの開通は、ラーモス移住地にとって大きな喜びであるとともに、さくら祭りへのアクセスも容易になることから、関係者の期待も高まっている。
 祭りに関する詳細はラーモス文協(電話=49・3292・2035、山本)まで。