2007年8月25日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】ミナス・ジェライス州ポンテ・ノーヴァ市刑務所で二十三日未明、服役囚らによる暴動が発生、暴徒らが火を放ったことから火災で二十五人が死亡した。
警察の調べによると、服役囚らは超満員の収容を不満として暴動を起こしたもので、リーダーらは敵対するライバルのグループを一室の集めて寝具などに可燃性溶剤をまき、火を放った。
火災および暴動は一時間後に鎮圧されたものの、火の回りが早く、二十五人の救出はできなかった。死体が黒焦げ状態となっていることから警察では身許を確認中。
同刑務所は定員八七人に対し、一七三人が収容されていたことで、服役囚が不満を訴えていた。刑務所管理局では、この暴動を受けて一一三人をほかの刑務所に移送することを決めた。
暴動による火災で、服役囚らの家族が刑務所前に終結したが、何ら状況説明をされないことで苛立ちを見せていた。