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東西南北

2007年8月25日付け

 ジェンロ法相が十七日、上院で政策の予定を話していると、同郷のザンビアジ上議(ブラジル労働党=PTB)が来た。
ザ「ヨー。リオ・グランデ・ド・スル州次期知事に乾杯!」
ジ「次期知事だって?
オレ何も知らねえゾ」
ザ「あれ? 聞いたぜ」
ジ「お前さんが副になるなら、立ってもいいヨ」
ザ「オッ決まった。皆に宣言する。ジェンロとオレで、リオ・グランデ・ド・スル州正副知事候補になる」。
     ◎
 二人の最高裁判事が二十三日に裏金疑惑訴訟の審理中の法廷内でノートパソコンを通じて交換したEメールがグローボ紙のカメラマンに撮影・公開され、その内容とメールのやりとりをめぐり二十四日の法廷は荒れた。「グラウ判事が起訴を却下すると言った」とルシア判事がレワンドウスキー判事に送信。返事は「グラウ判事は政府に任命された見返りに起訴を却下するのだ」。グラウ判事は「審理中にこんなやりとりが行われるのは前代未聞」と逆上、見返り説を強く否定した。
     ◎
 ミナス・ジェライス州の女性(34)が二十三日、慰謝料一万五〇〇〇レアルを元夫へ支払うよう命じられた。浮気を疑った元夫がDNA鑑定を行い、娘が実子でないと判明。訴訟を起こしていた。
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 保険金支払いをめぐり保険会社を相手に訴えていた原告を標的に詐欺を働いていた二グループが先月、サンパウロ州で摘発され、警察は被害状況など捜査を進めている。一味は弁護士、検事、判事を騙り、損害賠償を受け取れると原告に手紙を送った後、電話で受け取り方法を説明し、受け取るには手数料が必要とだまし、一味の口座に振り込ませていた。