2007年8月25日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】サンパウロ州の新生児の死亡率は年々低下し、二〇〇六年は一〇〇〇人当り十三・二八人で登録史上最低を記録した。〇五年は一三・四四人で一・二%の減少となった。
SEADEが発表したもので、セーラサンパウロ州知事はこれを受けて、基本的な衛生施設、妊婦の介護および出産後の手当てが充実したのが原因だとして、ヨーロッパの先進国にも劣らぬ改善ぶりだと手放しで賞賛している。死亡率の減少は九〇年代なかばから顕著となり、二〇〇〇年は十六・九七人だった。これにより昨年は二一・七%減となった。一九九五年では二四・五八人で、昨年の十三・二八人は何と五〇%減となった。
サンパウロ州六四五市のうち二四七市で一〇〇〇人当り十人以下となった。最も少ないのがカンピーナス市の十・二人で、続いてアシス市の十・七人だった。九五年以来、減少幅が大きかったのがアラサトゥバ市で、十九・五人から十五・六人となった。