2007年8月28日付け
千葉県人会創立五十周年式典のあいさつで堂本暁子知事は、「フジヤマのトビウオ」と呼ばれ、五〇年に日本代表水泳選手団の一人として来伯、コロニアを勇気づけた古橋広之進さん(79)と離日直前に会った話を披露した。飛行場に多くの日系人が出迎えに来ており、「本当に日本から来たのか」と訊かれたこと、公式なものでは戦後初といわれるパカエンブー競泳場で挙げられた日の丸は、「日系人にとって、感動的な瞬間だった」などと古橋さんは話したという。
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千葉、山口の二県人会が式典を開いた二十六日は、会場が文協、客家センターと近かったこともあり、千葉、山口式典にそれぞれ、総領事と首席領事が出席した後、午後から総領事が千葉、首席が山口へ〃かけもち出席〃する場面も。
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来年はブラジルだけでなく、アルゼンチンの沖縄県人も移住百周年を迎える。アルゼンチン県人会では「ニセター(青年)ツアー」を企画、与儀ブラジル県人会長は「将来、県人会を引っ張ってくれる青年を同地に送りたい」と語っている。百周年を機に沖縄とブラジルだけでなく、中南米の横の連携拡大にも期待したいところ。