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連邦警察新長官が就任=イメージより内容を重視

2007年9月5日付け

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙四日】連邦警察長官の就任式が三日に行われ、コレーア新長官はイメージよりも内容を重視して捜査活動を進めていく方針を明らかにした。
 「連邦警察の捜査活動にイメージは必要でなく、捜査は証拠に基づいたものでなければならない。護送車に放り込まれた容疑者より証拠が大事だ」と同長官は就任あいさつで述べた。判決の買収組織を摘発したハリケーン作戦を始めとする連邦警察の捜査は、対象に見境もなく、行き過ぎたものだったとの批判を意識した発言だった。
 コレーア長官は先週官報に発表された捜査計画マニュアルの規定に従って捜査活動を実施するとし、先入観ではなく点検・見直しを捜査に反映させることを強調した。捜査内容の発表と見せびらかしの境界については、内部規定はないが常識に従い、容疑者が固まった段階以降に捜査内容をひけらかすようなことはしないと念を押した。
 前任者のラセルダ長官は退任の数時間前、捜査内容を故意に開示する方針は連警内にはなかった、連警は大統領始めバストス前法務相、ジェンロ法務相の支持を得ており、事件をでっち上げたことはないとコメントした。また、政府と連警の関係が最も揺らいだ事件はどれかと問われた同長官は、パロッシ前財務相がブラジリア市内の一軒家で賄賂を分配していたと証言した使用人の件だと答えた。
 同長官の任期中の二〇〇三年から今年八月までに、連警は四一二件の大規模摘発作戦を実施し、公務員九八八人、連警捜査官七十七人を含む六四一一人を逮捕している。

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