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ひょう、大サンパウロ市圏を襲う=バルエリー市中心に混乱

2007年9月5日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙四日】気温三十度を超えた三日午後、寒冷前線によりもたらされた海岸部からの湿った空気の流入により、二時半から三時までの半時間の間に、バルエリー市ならびにサンパウロ市北部のペルース区にかけて強い降ひょうがみられた。
 この降ひょうにより特に影響を受けたバルエリー市では、道路がひょうで覆われ、アラメイダ・ドス・カイアポス街に停められていた車がほとんどひょうに埋まってしまうなど、ひょうに閉じ込められ孤立した車が何台か出たほか、商店街も早々と店を閉じた。
 また、濡れた路面のため、カステロブランコ道では三件の事故が報告された。いずれも濡れた路面ですべり、中央分離帯に止まったというもので、けが人はなかった。オザスコ市内ハポーゾ・タバーレス道ではバス同士の衝突事故。二十二名が軽症を負い、現地で手当てを受けた。
 まとまった雨は七月二十五日以来記録されておらず、独立記念日の休日までの間も暑さが続く見込み。