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喧騒を逃れるため…=130万台がサンパウロ市脱出

ニッケイ新聞 2007年9月11日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】独立記念日からの連休を利用してサンパウロ市を後にした車の数は、交通技術公社(CET)による統計で総数一三〇万台に及んだ。
 海岸地方に向かう道路のうちアンシエッタ道では、一五キロから三一キロの渋滞が発生。七日はサントスまで通常一時間のところを五時間要した。この方面では大きな事故の報告はなく、七日夜七時までに二四万七〇〇〇台の車が通過した。一方タモイオス道では、四つの事故で七日昼過ぎまで一八キロの渋滞が続いた。これらの事故で八人が重軽傷を負った。
 天候にも恵まれ、多くの旅行者を迎えた海岸地方では、サンセバスチオン―イーリャ・ベラ間のフェリーで四〇分程度待ちとなったが、七日午後には落ち着いた。また、サントス―グアルジャー間でも木曜夜に五キロの渋滞、一時間の待ち時間と混乱したが、七日は五隻のフェリーが運行し、混乱はなかった。
 奥地に向かう車はバンデイランチス道で二二キロ地点から三九キロ地点にかけて渋滞。こちらも七日午後には通常化した。