ニッケイ新聞 2007年9月18日付け
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十七日】十六日午後、パラナ州クリチーバ市の会場でシーメンス社の従業員や家族ら約二〇〇人が昼食や遊びに興じていた最中、突然の暴風が会場を襲った。
暴風は七種類の遊具のうち二機を子供共々吹き上げ、遊具にいた子供たちのうち二人は死亡、他の四人はケガをし、病院に運ばれた。その他にも三人が現場で手当てを受け、自力で病院へ行った人も三人確認されている。
暴風は三〇秒ほどで収まったが、警察や消防によると、遊具設置には厳密な規定もなく、この時も飛ばされた遊具は床に固定されてはいなかったという。