ニッケイ新聞 2007年9月20日付け
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十九日】暫定金融取引税(CPMF、通称小切手税)の四年間の延長に躍起になっている政府は、下院での投票を十九日に実施するために、四十五日以上も前から提出されていた暫定令を取り下げた。
取り下げられた暫定令は、銃器登録期間の延長と、パラグアイの担ぎ屋認証の二つ。審議日程を調整するためだが、野党優勢の上院ではCPMF税率の段階的引き下げを求められる可能性もある。〇・〇二ポイントの税率引き下げは二〇億レアルの収入減を意味するだけに、政府としては代替案提示を望んでいる。