ニッケイ新聞 2007年9月20日付け
【ロンドリーナ】太平洋戦争終結六十二周年を記念したパラナ平和友の会(間嶋正典会長)の定例の集いが、去る八月十六日、市内の台湾食堂で行われた。十八人が出席した。
谷口幸一副会長の司会で、間嶋会長が開会あいさつ。「北極の氷山が融けるのが、予想より三十年も早くなっているとの学者の報告がある。われわれパラナ平和友の会が、桜を植え、少しでも地球温暖化対策の助けになれば、との運動がさらに重要になってきていることを実感する」と述べた。
戦没者、開拓先亡者の霊に黙祷して会歌斉唱。桜苗木の育成について、会長から説明があったのち、上口誠一さんから、植樹したしだれ桜の開花、今回発行された『パラナ平和友の会十年の歩み』(日本語版)のポ語翻訳について提言があった。
中川芳則さんも「若い会員を増やして、苗木の育成運動をさらにすすめよう」と述べた。上口さんの音頭で乾杯し、昼食にはいった。