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サントス丸同船者会=23日に三重会館で

ニッケイ新聞 2007年9月20日付け

 一九五七年(昭和三十二年)九月十二日にサントス丸が着港してから半世紀が経ち、野沢今朝幸さん、宮坂説雄さん、神林義明さんの三人が「サントス丸五十周年記念同船会」の案内のため十日、来社した。
 同船会は今月二十三日午前十一時から、三重県人会(Av. Lins de Vasconcelos,3352)で開かれ、会費は同船者が五十レアル、同伴者(結婚した妻、夫など)三十レアル、八十歳以上は無料となっている。
 当日は先亡者慰霊法要を佛式にて挙行する。
 約八百人が乗船していたといわれており、そのうちの八十人がコチア青年だという。五年前に四十五周年を開催している。
 船中での生活を野沢さんは「太平洋のど真ん中で反対側から来る船とすれ違う時があって、皆が外に出てハンカチなんかを振りましたね」と振り返る。
 宮坂さんは「ブラジルに着いてからの話や、今までなにをしていたのかを話し合いたい」と意気込んでいる。
 問い合わせ先は宮坂(11・3284・3542)、野沢(11・3942・5105)、神林(11・4653・4416)、山本(旧姓安川)節子(11・5072・7499)まで。