ニッケイ新聞 2007年9月20日付け
来年節目の日本人移民百周年を迎えるにあたって、各県人会は異例の式典ラッシュを迎える。式典を一年遅らしたり、一年早めたりして〇八年度に行う計画をしているところが多い。
日本からの慶祝団も知事クラスなどを筆頭にした大規模なものが計画されている。しかし、残念ながらこの時点でまとまりに欠けているところがあるような気がする。
というのも、同じ記念式典に参加するのだから、県庁関係者と民間からの参加者は同じように来伯しても良いのではないかと思う。だが、実際のところは別々に来伯することが多い、と関係者からは疑問の声が上がっている。
せっかく盛大に行われる記念式典がこんな些細なことで、微妙な空気を感じながら開催するなら、お祝いしようという気持ちが本当にあるのかが不思議に思える。 (坂)