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会計4年ぶり黒字回復=鹿児島県人会、明るい発表

ニッケイ新聞 2007年9月21日付け

 鹿児島県人会(園田昭憲会長)は、去る二日、会館で九月度定例役員会を開催、席上、明るい話題が二件報告された。
 一つは、〇三年の県人会創立九十周年祭典以降、赤字だった県人会本部会計収支が黒字の転じたこと。これは、会員、若人会、婦人会からの寄付収入が増大したのが大きな要因。若人会と婦人会は、去る七月の日本祭りでの収益合わせて六千レアルを県人会会計に繰り入れてくれた。もうひとつの報告は、中原田ルイス軍警大佐(62、県人二世)が、さきごろサンパウロ名誉市民章を受けたこと。
 県人会は来月、九十四周年を迎える。記念行事は、先駆者慰霊法要、高齢者を招待する敬老会を予定している。問合せ電話11・3862・2540。