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サンパウロ州からの人口流出、全伯一に

ニッケイ新聞 2007年9月22日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】二十日に発表された全国家庭調査の結果によると、二〇〇六年にサンパウロ州では、人口流出が流入を二十万七〇九八人上回り、人口流出全伯一(マラニャン州の三倍)となった。
 九〇年代にチャンスを求めてサンパウロ州に入ってきた人々(当時は四十万人の流入過多)が、種々の理由で分散し始めたといえるが、現在人口流入最多はサンタ・カタリーナ州で、〇六年も九万人の流入過多。
 他方、九〇年代は年間二二万人流出過多であったバイーア州は、昨今では三万三〇〇〇人の流入過多となっている。皆が故郷に帰るということではないらしい。