ニッケイ新聞 2007年9月22日付け
サンパウロ州モジ・ダス・クルーゼス市サイトによれば、同市内に工場を持つ日本特殊陶業(NGK=本社・名古屋)の加藤倫朗代表取締役が十三日に、サンパウロ州最高位のイピランガ章を受章した。
同氏は二〇〇五年九月にブラジル最高位のひとつリオ・ブランコ章を、〇六年三月にはクラウジオ・レンボ元サンパウロ州知事からバンデイランテス章のメダルを、それぞれ受章している。
十三日にバンデイランテス宮内で行われた受章式で、アロイシオ・ヌネス・フェレイラ・フィーリョ州政府書記官から同章を受取った。
加藤社長は受章に際して「とても嬉しい。NGK社従業員のおかげで今回の受章につながった」と喜びの挨拶をした。
式中に安部順二モジ市長は「モジ地域の教育、技術、文化、社会などの発展に非常に貢献した」と同社を賞賛した。「モジ市に早くから大きな影響を与えている」と評価した。
同書記官は、同市の発展に直接大きな利益を与えている同社の業績を称えて、「この受章は、貢献の大きさにふさわしい」とコメントした。今回の受章は、ルイス・カルロス・ゴンディン・テイシェイラ連邦下院議員の推薦。