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水彩画ファンのために=展示や講習会、相談会

ニッケイ新聞 2007年9月25日付け

 水彩画協会は、水彩画の展示会、講習、相談会などのプロジェクト「UM NOVO OLHAR」を十月二十四日から十一月四日にかけて、午前十時から午後五時、サンパウロ商業協会(Rua Galvao Bueno, 83 Liberdade)の企業、商業のための文化スペースで開催する。
 応募作品の中から選ばれた七十五の水彩画が展示されるとともに、講習会や相談会、ワークショップや、観客の前で絵を描くデモンストレーションなどが連日行われる。コーディネーターには、ファングさんやガリーナさん、ルイス・ゼミナンさんら人気の画家も参加する。
 また、最優秀作品の受賞者は来年、クルソ・マルカットで行われる展示会の出展権利を得、一位から三位には金、銀、銅のメダルが贈られる。
 脇坂グラツエラさんは「昨年も千人以上のお客さんが入って、好評でした。今年もうまく行くと思います」と来場を勧めた。
 十月十八日から二十日、二十一日を除く、十一月三日までの期間には午前十時から午後四時まで、ワークショップや相談会の参加受付を行う。一回目のワークショップは無料。
 同プロジェクトのプログラムは以下の通り。指定された日以外は、デモンストレーションは各日午前十時から、相談会は正午から、ワークショップは午後二時から始まる。デモはデモンストレーションの略。名前はコーディネーター。
 【十月二十六日】デモ=ガリーナ・シェチコフ、ルイス・ゼミナン【二十七日】デモ、相談会=ファング、ワークショップ「水彩画、水とブラシ運びと色の影響」=マリル・ケイロス【二十八日】デモ、相談会、ワークショップ「色の混合理論」=グイェル・サレス【二十九日】デモ、相談会=セリーナ・リナ・ヴェルジ、ワークショップ「上塗りと透明さ」=マリア・セレーナ【三十日】十時~相談会=ノルベルト・シトリ、正午~講演会「エコロジーと生活の質」=オズワルド・フィダルゴ、ワークショップ「季節」=マリル・ケイロス【三十一日】十時~講演会「水彩画の市場と商品」=ロザリナ・レルネル、午後二時~ワークショップ「反応」=シマ・ウォイラー【十一月一日】デモ、相談会=ガリーナ・シェチコフ、ワークショップ「顔つきと形」=小松レジーナ【二日】デモ、相談会=ルイス・ゼミナン、ワークショップ「空と海」=クラウジア・シモエス【三日】十時~講演会「審査総括」=オスカル・ダンブロジオ、ワークショップ「花」=シマ・ウォイラー【四日】午前十時~デモ、講演会「植物画」=カルメン・フィダルゴ、ワークショップ「植物画」=セシリア・トマジ。