ホーム | 日系社会ニュース | 沖縄産業開発青年隊=50周年式典を30日に=懐かしい写真の映写も

沖縄産業開発青年隊=50周年式典を30日に=懐かしい写真の映写も

ニッケイ新聞 2007年9月28日付け

 沖縄産業開発青年隊が今年着伯五十周年を迎えるにあたり、三十日午前九時から、ジアデマ市のブラジル沖縄文化センター(Av, 7 de setembro 1670)で、青年隊着伯五十周年記念式典が行われる。同青年隊OBが組織した沖縄青年協会(宮平守雄会長)が主催。
 今年は沖縄へ帰国した青年隊OBが参加するほか、ペルー、アルゼンチン、ボリビアからも出席の予定。また、国内ではカンポ・グランデ、ブラジリア、ロンドリーナからも参加する。
 当日は記念式典のほか記念植樹を行い、沖縄桜を植える。サロンでは本派西本願寺を招いて法要を行う。
 その後、昼食会で牛の丸焼きが振舞われる。
 昼食後は、スライド「青年隊物語」を流し、一九五七年から一九六四年まの青年隊の活動を写真で紹介する。上映時間は約三十分。
 アトラクションでは琉球古典民謡の合同演奏を皮切りに、ヨーロッパ四カ国(ギリシャ、ロシア、ウクライナ、ドイツ)の民族舞踊がそれぞれ披露される。それぞれの民族舞踊の四団体は二十五周年時にも参加している。
 その他には青年隊の婦人たちによる古典舞踊、レキオス芸能同好会によるエイサーなども予定。
 一九七二年の十五周年から毎年五年ごとに記念式典を開き、四十周年時には式典アルバムを作った。
 三百五十六人が青年隊として移住しており、その中には家族で移民した人も含まれている。
 山城実行委員長は「青年隊出身者の方は、家族連れで参加して欲しい」と呼びかけた。