ニッケイ新聞 2007年10月2日付け
教育省はDRU(政府の自由裁定予算)からの除外とインフレのため一二年間に七二〇億レアルを削減され、末端で数々の支障を来たしている。これは金融税を審議する下院が、DRUと教育省の行方を決める。
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サンパウロ州の州立コレジアルで卒業をまじかに控えた生徒の四三%が、小学八年生の読書力しかないことが判明した。これは教育省が課した全国検定試験の結果である。出題は曖昧な内容のジョークから、二つの解釈を解読させるというもの。一五・二%の生徒は、出題に歯も立たなかった。
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マセイオ市で「盗んだヨ。だけどオレじゃないよ」とプリントしたTシャッツをよく見かける。上院議長は、レナンセール教会に入信するとよい。日本人はRとLが苦手だが、議長も英語CANの発音が苦手だ。「アイ・カナ。ユー・カナ。ダー・リェ・カーナ」と。議長はジアス・ゴーメス不朽の名作「追憶」に感銘を受け、議長公邸のトイレに貼り紙をした。「追憶を置き忘れないで下さい」
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ノーカーディを決めた翌日、カサビサンパウロ市長のもとにノー妻ディやノー夫ディも制定してはという注文が殺到。「ネー・・・、イジワル、エゴイスト、ナニヨコレ」「ウルセーナ」というカップルが多いらしい。ルーラ大統領が「オレは、何にも驚かない」といった。マリーザ夫人のスポンポンも驚かないなら、ノールーラディしかないだろう?