ニッケイ新聞 2007年10月4日付け
ブラジル日本都道府県人会連合会とACEBEX(留学・研修生OB会)主催の、県費留学生海外技術研修員日本語模擬試験が去る九月七日午前九時半から広島県人会で行われた。
今年は二十五人が受験した。うち二十一人が日系三世、非日系は一人、その他は二世と四世の人たちで、成績は平均六十点。最高点は九十三点だった。
受験者の約半分以上が日本語能力試験の二級もしくは三級を持っている。多くは日本語学校で日本語を勉強しており、約四分の一が家庭で勉強した人たちだった。日本で勉強した人もいた。
日本への留学制度などを知ったのは、近い関係者からというのがほとんど。受験者の多くは家族や親類などが日本に行ったことがあり、ほとんどが留学や研修生としての訪日を希望している。