ニッケイ新聞 2007年10月4日付け
三候補が出馬、コロニアの耳目を集めたブラジル日本文化福祉協会の理事会・評議員会選挙が行なわれた四月の評議員会から半年―。先月末、臨時評議員会があった。
当日議題にギョっとなった。内容を羅列すると以下の通り。他団体との交流、青年層の活動参加、国士舘スポーツセンターの活用法、移民史料館の運営問題、文協ネットの開発状況、社会福祉状況、ダメ押しが文協の将来、である。
「こりゃ、長丁場になるな」と朝飯を抜いたのを後悔したほどだ。
しかし、議事を裁いたのは、渡部和夫評議員会長、三時間半でまとめたのは見事といっていい。
法律面では、原田清書記が弁を振るい、二宮正人副会長が即座に通訳、渡部会長を閻魔大王とするなら、この二人は金角、銀角さながら。
上原幸啓理事会長の発言はなし。ついでにいうならお地蔵様か。(剛)