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子供の事故に要注意=NGO団体が呼びかけ

ニッケイ新聞 2007年10月6日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】子供の何気ない所作が大事に及び、全国で毎日二七〇人、サンパウロ州では一九〇人が、家庭内で起きた事故で病院に搬送、入院となっている。NGO団体のクリアンサ・セグラが警鐘を鳴らしているもので、市役所に対し、託児所の早期増設を呼びかけている。同団体によると、事故発生は子供が一人でいる時が最も多く、託児所などで第三者の目に触れていると防止できる筋合いのものだとしている。サンパウロ市当局によると、七万人の児童が託児所に入れず、野放しの状態となっているという。
 また、サンパウロ市東部で四日、壁が急に崩れ、子供二人が死亡、三人負傷という事故があった。建築も粗雑な上、補強工事が中断されていた場所で大人たちは危険視していたという。