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違法煙草工場を閉鎖=製品42トンも押収

ニッケイ新聞 2007年10月6日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】連邦警察(PF)は四日、サンパウロ州ソロカバ地区のピエダーデ市(英詩から九八キロ)で煙草の違法製造をしていた工場を急襲し、閉鎖するとともに製造機器などを押収した。機器のほかに三二トンの煙草と四〇〇万枚の偽造収入印紙も押収された。
 警察によると、この工場は一日三万六〇〇〇箱の煙草の製造が可能で、国内不法製造で閉鎖処分となったのは第一号とのこと。普段はパラグアイからの密輸煙草が横行している。工場には一五人の従業員が半ば奴隷的強制労働を強いられていた。居合わせた工場長が逮捕された。