ホーム | ブラジル国内ニュース(アーカイブ) | 生存を疑われ、一時年金も止められる

生存を疑われ、一時年金も止められる

ニッケイ新聞 2007年10月16日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】国立社会保険院(INSS)が九月にまとめた数字によると一一〇歳以上の年金受給者が一五九人。その中で、パラナ州在住で一二七歳のマリア・オリヴィアさんは最高齢の年金受給者だ。マリアさんは国内の女性の最高齢者でもあるが、今年始めには、生存を信じてもらえず、一時年金が打ち切られたりもした。サンパウロ州イタペチニンガ市生まれで一三歳で結婚。子供二人と養子四人を育てた。八〇歳までは煙草も吸ったが、今は酒も煙草もなし。話好きで、色々な人が尋ねてくる。年齢に興味を持ち、日本から来た人もいた由。長生きの秘訣は知らないと言うが、バナナとグアラナが大好きで、次の誕生日のプレゼントにもグアラナを頼んだと言う。