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援協=子供の生活習慣病に注意=27日に無料健康キャンペーン

ニッケイ新聞 2007年10月19日付け

 サンパウロ日伯援護協会(森口イナシオ会長)が主催する、第九回こども健康キャンペーンが二十七日午前八時から午後四時まで総合診療所で行われる。診察無料。
 案内のため秋山幸男総合診療所部長、加藤英世援協副会長、坂和三郎副会長、荒堀幸子小児科医師が十日、来社した。
 近年では家庭内での食事の偏りが目立ち、子供の肥満や高血圧などの生活習慣病が指摘されている。
 荒堀小児科医は「子供でも血圧が高いと脳内出血を起す可能性もあります」と危惧する。
 実施する専門科目は小児科、歯科、眼科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、皮膚科、栄養指導の七科目。
 主に身長・体重測定のほか、虫歯の有無、視力の低下、鼻炎やアトピー、蓄膿症、栄養状態などを診断する。
 対象は十五歳までの男女で、定員百五十人(家族の同伴が必要)。
 坂和副会長は「家族ぐるみで健康を管理することを目的にしています」と呼びかけている。