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ニッケイ新聞 2007年10月19日付け

 ラテンアメリカ最大の出版社「ABRIL」が〇五年に出版した本や雑誌の総数は一億六千一百万。年間三百五十一の雑誌を発行、情報誌「VEJA」は世界四位の出版数を誇る。ちなみに―だが、同社で働く日系人の数は、約百五十人。小川アルフレッド・百周年プロジェクト委員長が全従業員六千人のリストから、名前を手掛かりに調べた結果だ。ブラジルの日系人口が〇・七%だから、同社における二・五%の割合は多いといえる!?
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 援協などが支援するサンパウロ自閉症療育学級「青空学級」で昨年から指導教員を務めてきたブラジル人のエドアルドさんが、このほど辞表を提出、職場を離れた。同学級には今年七月から自閉症児教育の専門家である三枝たか子さんがJICAシニアボランティアとして赴任。同学級の教員を指導していたが、関係者によれば「三枝さんの求める指導レベルについていけなかった」そうだ。突然の辞表に援協関係者はびっくり。急きょ関連施設の奄美事業所に務めていた日系男性(26)を採用した。「彼は意欲もあり若い」とすでに関係者の期待を集めているとか。