ニッケイ新聞 2007年10月27日付け
エスペランサ婦人会(熊谷美寿江会長)は「第三十一回慈善お茶会」を二十四日午後、文協ビル貴賓室で催した。西林喜久子在聖総領事夫人も訪れ、約三百五十人が同婦人会手作りの弁当などを食べながら、午後のひと時を楽しんだ。
今回の目玉は歌手ジャイール・ロドリゲスさんのショー。ジャイールさんは国民的歌手だったエリス・レジーナさんとデュエットを歌っていたことでも有名。
「希望の家」主催のフェスタ『緑の祭典』などにも二年連続で公演、日系社会との繋がりも深い。夫人は日系二世でもある。
会場はジャイールさんの力強いパフォーマンスに大きな拍手を送り、「オネガイシマ~ス、スミマセン」と独特の節回しで歌う日本語の歌に、会場は笑いに包まれていた。
ビンゴは八回に分けて行なわれ、テレビ、DVDプレーヤーなど豪華賞品を用意され、番号が読み上げられるたびに歓声が上がっていた。ビンゴでの売上金は来月、日系福祉施設に寄付される。
熊谷会長は、会場で対応に追われながら、「多くの人が来てくれて良かった」と笑顔を見せていた。