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ニッケイ新聞 2007年10月27日付け

 以前、アマゾンの熱帯果実「クプアスー」の登録商標をした日本企業が、ブラジル内で批判にさらされた。今度は「サンバ」と「ボサノバ」の登録商標が問題になっている。この二つが米国とオーストラリアですでに登録されており、その名前を使った音楽CDなどをブラジルから輸出するときに問題になる可能性があると二十四日付けオ・グローボ紙サイトで記事がでた。その他、チリ、スペイン、日本でも「サンバ」が登録済みだという。一体、誰がそんなことを?
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 来年一月から友好病院に経営管理が統合される援協総合診療所。これにあわせて同診療所には超音波診断装置(九万六千レアル)が導入される。関係者によれば、これまで同診療所が使っていた同装置は「医師の個人の持ち物で年季物の一品」。「そのため友好病院なら見つかる病原が診療所で発見できなかった」ということもあったそうだ。福祉センター建設に先立ち、今回の機器導入で安心して医療検査が受けられる体勢を整え、「診療所の経営収支を安定させたい」と関係者は考えているようだ。
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 四百六十一本の映画が公開されている「第三十一回サンパウロ国際映画祭」では、日本映画十本が楽しめる。ブラジル人にも人気がある北野武監督の最新作「監督・ばんざい!」は、ギャグも満載で「北野武」で「ビートたけし」を楽しめる内容。三十日午後四時半から、HSBC・Belas・Artes(R,Consolacao・2423)で最終上映が行なわれる。