ホーム | 日系社会ニュース | 日本移民100周年=行動中、パラナの募金委  当初目標を修正して

日本移民100周年=行動中、パラナの募金委  当初目標を修正して

ニッケイ新聞 2007年11月07日付け

 【ロンドリーナ】日本移民百周年パラナ祭典募金委員会は、現在、沼田信一総委員長、間嶋正典農産物展募金委員長、平沢正人委員が、七十五もの日伯文化連合会/リーガ参加文協(支部)を巡回し、募金への協力を呼びかけている。七十五団体はほぼ州内全域に散在している。
 募金額は、今年の連合会/リーガの定期総会では総額五十万レアルを可決、パラナ州内の日系二万五千家族に「二十レアルずつお願いする」と決定していたが、その後、式典会場の屋根かけや記念行事にかかわる経費の高騰から、「総額の変更やむなし」と事態が変った。
 新しい総額は、七十五団体およびその他からの寄付で、目標三百万レアルとした。うち一〇%は各団体に還付し二百七十万レアルで式典、記念行事を挙行する、としている。
 沼田総委員長らがこれまで訪問した支部文協では「目標額の変更もやむを得ない」と理解を示し、手ごたえが感じられるという。募金依頼は十一月中には終了する予定だ。(中川芳則通信員)