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国連事務総長がブラジル訪問

ニッケイ新聞 2007年11月13日付け

 国連のバン事務総長が十一日、初めてブラジルを訪問、盛んなエタノール生産に驚いた様子であるとフォーリャ・デ・サンパウロ紙が報じた。同総長の印象によると、ブラジルは隠れた緑の宝庫だという。巨大な緑地帯を抱えるブラジルは、かけがえのない存在だと位置づけをした。
 同時にバイオエネルギーに注ぐパワーが、経済効果と社会福祉のバランスを取ることで、政府は努力して欲しいと苦言も述べた。同総長は十二日、ルーラ大統領と昼食に臨む。午後はパラー州へ飛び、カレッパ知事やシウヴァ環境相と会談。その後、スペインとチュニジアへ向かう。