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百周年協会=今年最後の定例理事会=遠方ふくめ30人が出席

ニッケイ新聞 2007年11月15日付け

 ブラジル日本移民百周年記念協会の定例理事会が十日午前九時から同会会議室で行われ、丸橋次郎首席領事、サンパウロ州、リオ、ミナス、レシフェなどの日系団体関係者、同協会理事二十二人など約三十人が参加した。
 日本週間の責任者高橋ジョー氏が、来年六月十三日からアニェンビー国際会議場、エリス・レジーナ小講堂で実施される同行事の内容について映像を交えて説明。同氏によれば約十五万人の来場が予想される。
 同時期に行われる学術シンポジウムは、日本語、ポルトガル語、英語の三カ国語で行われる。また、サンボードロモでの舞台施設の設置などについてもあわせて報告された。
 同協会の七月から九月までの収支、百周年事業予算報告をその場で承認。九月、十月の委員会の活動報告や来年の執行委員会の日程なども報告された。
 桂川富夫・顕彰委員会委員長は、女性や非日系人が少ないことに触れ、外務大臣表彰とかさとまる記念表彰への推薦を呼びかけ。このほか、州外からの出席者が各地の百周年の進行状況などを説明した。
 最後に松尾治執行委員長が百周年記念誌編纂委員会の正式メンバーおよび活動、来年四月から開催予定のJICA主催巡回写真展に県人会の参加を要請した件、映像記録委員会の再発足などについて説明した。