ニッケイ新聞 2007年11月28日付け
ミナス・ジェライス州のマカロン・メーカー、ヴィウマが米型マカロンを発売した。米の年間販売量に比してマカロンは、十分の一と少ない。それで同社は研究を重ね、炊き上がりが米飯と変わらないマカロンを開発した。
外国ではマカロンが常食されるのに、ブラジルでは常食にならないのが不思議だと、同社のタヴァレス副社長は常々思っていた。これからはマカロンにフェイジョンが、ブラジルの食卓を飾ると見ている。
イタリア系のバリラが、米型のマカロンを市販し失敗したことがある。同副社長がいうには、輸入小麦はデリケートで、スープやリゾットにしか使えないという。国産小麦は、たんぱく質が多い。それにブラジル人には、粒状食が粉状食よりも口に合うのだそうだ。