ニッケイ新聞 2007年12月6日付け
今年で三十九回目を数える年末恒例行事「第三十九回東洋祭り」が、八、九両日、リベルダーデ広場で行われる。リベルダーデ文化福祉協会(ACAL、池崎博文会長)主催。
八日は午後二時二十分、九日は正午に開会。八日午後二時から鳥居の下でテープカットを行い、開会式。終了後に鏡割りを行う。
八日は、百周年音頭や南中ソーラン、皿踊り、リベルダーデ音頭などが広場や舞台で披露される。「大いに盛り上がるでしょう」と、イベント担当理事の浜崎マルセリーノさん。
芸能のほか、大阪橋の上では、日本食などの食事や年末、正月用の雑貨品など販売する約三十のバラッカが店を構える。
「一年間リベルダーデを御ひいき頂いたことに感謝しつつ、来年もよろしくお願いします」との意味を込めて毎年行われている同祭。「リベルダーデの駅ができる以前は、櫓を組んでその周りを盆踊りなどで楽しく回ったものです」、と網野弥太郎ACAL評議員会長は懐かしそうに振り返る。
池崎ACAL会長は「昔ながらの芸能などを行っているので、少しでも多くの人に見に来てほしい」と来場を呼びかけた。