ニッケイ新聞 2007年12月6日付け
県連十一月代表者会議の席で行われた日本祭りの会計報告。バザリスタ担当者が資金を未納した件が未解決のまま、問題なく通過し承認されてしまい、今年の実行委員会は解散になった。
この件に関して、出席者から疑問の声が何一つ上がらなかった。普段ならお金に関する問題ではとことん追及しているはずだった。今回は事前の話会いでもあったのか、と思われるほどだった。基本的に全てのものが決らないと承認されないはずなのにおかしな話だ。
出席者たちは「執行部とバザリスタとの問題だから、我々が追及するものではないはず」と口を揃えて語った。
もし、日本祭りの収支が赤字で、各県人会が負担、となると各自激変して、執行部の追及を行っただろう。だが、執行部の不祥事は対岸の火事のように扱われているのは、納得ができない話ではないのか。 (坂)