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リオ州ヴァレンサ市=初の日本週間、成功裏に=百周年本番にも力こぶ

ニッケイ新聞 2007年12月18日付け

 リオデジャネイロ州西部にあるヴァレンサ市初の「日本文化週間」が先月二十六日から、今月二日まで開かれた。百周年のプレイベントで、ヴァレンサ日伯協会(ANIBRA、大杉ジョー会長)、リオ総領事館の共催事業。同市人口八万人のうち、七百五十家族が日系だという。
 会場では、日本映画の上映や盆踊り、折り紙、剣道、書道のワークショップ、日本料理の講習会も人気を集めた。多くの人で賑わう様子は、地元ニュースで紹介された。
 日本の落語家、桂歌蔵さんも出演、地元一世の笑いを誘っていた。
 同週間にコーディネーターとして関わったANIBRAの岡林ヴィルジニア青年部長は、「州内の多くの日系コロニアから、多くの人が来場してくれた。来年の百周年には力を合わせて取り組みたい」と話していた。
 ANIBRAでは、現在二十三人の子供たちが太鼓の練習に励んでおり、来年サンパウロの百周年祭典で行なわれる千人太鼓にも参加する予定だという。