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嬉しいことが続いた07年=ヴァリニョスの後藤留吉さん

ニッケイ新聞 2007年12月20日付け

 【カンピーナス】聖北地方の日系の長老、後藤留吉さん(99、ヴァリニョス市で梅園経営)にとって、今年は嬉しいことが続いた。さきごろカンピーナス文協の樋口四郎さんから近影が送られてきた。
 白寿を迎え、去る六月、ブラジル日本文化福祉協会から「あなたは第二の祖国ブラジルで、愛と国に尽くす気持を持ちつつ九十九歳の誕生日を迎えた」と表彰され、ポンペイアの西村俊治ニシムラ財団代表からは、平安貴族の雅な遊びを描いた織物を贈られた。
 後藤さんは四十年程前から「福祉事業などにはいつも縁の下の力持ちでありたい」と願い、実践している。