ニッケイ新聞 2007年12月21日付け
小さな町が新しく加わった企業や企業団地によって発展していくことがある。サンパウロ州で自治体単位の国内総生産で八位となったバルエリ市はアルファヴィーレを中心として発展した。サービス・センターとも呼ばれているアルファヴィーレには銀行やウオールマートといった大型店舗等もあり、雇用増、経済の活性化といったプラスの方向で発展した。町おこしを考えるための一つの例。
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雨が降らないと嘆いていたのが、雨の降り方が悪いと嘆く状態?リオで土砂崩れといったニュースが流れた後はサンパウロ市の渋滞。チエテ川沿いの幹線道が水を被り、ニッチもサッチもいかなくなった車が一七八キロに及ぶ大渋滞を引き起こした。四四カ所で浸水が起こり三カ所で交通が止まった。被害の大きかったのは市内南部、東部、西部。
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昨日がショッピング25の閉鎖の記事だと思ったら、今度はパウリスタ地区で四つのショッピングが安全性の問題等で閉鎖された。一方、ラウ氏は市当局が閉鎖したショッピングを勝手に再開したとも。クリスマス前に攻防が続く。
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クリスマスから年末にかけて交通渋滞が予想されているのもパウリスタ。クリスマスのイルミネーションや音楽会等が人をひきつけるのだが、
伯字紙にはパウリスタ大通りが真夜中まで止まらないと。大晦日には地下鉄の乗降制限とかも行われる予定。大晦日にパウリスタ大通りに出かけるならば、事前に確認を。
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リオ市のロドリゴ・デ・フレイタス湖のクリスマスツリーがギネスブックに。八五メートルのツリーは、水上のクリスマスの飾りとして世界最大。七六メートルだった自己記録を更新した。