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ニッケイ新聞 2007年12月22日付け

 大西博巳副会長が松尾治会長、加藤恵久副会長の批判FAXを流すという問題が起こった県連執行部。二十日に行なわれた代表者会議の冒頭で松尾会長は、「不徳の致すところ」と県人会長らに陳謝した。一代表者は、「低レベルの問題」と一刀両断、問題解決を執行部に一任する考えを示し、承認された。執行部としては、大西副会長に対しての処分は考えてないよう。つまり「黙殺」!?
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 県連代表者会議の後に行われた忘年会。松尾会長はあいさつの中で、「今年一年の良かったことは忘れて、悪かったことを思い出して、今日は楽しんでください」と話した。列席者からは首を傾げる人やら隣りの人と確認する人たちの姿がちらほらと。三足のわらじに加え、突如噴出した今回の騒動、会長にとっては悪いことしか思い出にない一年だったということか。一方、当の広島県人会から忘年会を訪れたのは一人の理事のみ。その理事が松尾会長に「Vai embora(出て行け)って言わないですよね」と笑いながら質問すると、「そんなことはしませんよ。今日は楽しんでいってください」と慌てた様子で返答したとか。
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 先日開かれた商議所の忘年会で西林総領事は、この日、会場で自身がつけている百周年のバッジについて尋ねられたことに触れ、「あまり知られていないという感じ」と感想を述べた。これに関して、百周年協会と相談して商議所新年会の会場にバッジを持参するので協力を、と要請する場面も。一つ五レアル。と、本来なら当の協会自身がとっくの昔に呼びかけていてもよさそうなことだが。