ニッケイ新聞 2007年12月27日付け
サンパウロ市イビラプエラ区体育館前のマヌエル・ノブレガ街のガソリン・スタンドに二十五日午前一時半ごろ、バイク隊約五十台が押しかけ、ガソリンを給油して代金を支払わず逃走するという略奪事件が発生した。
被害は約六十リットルに及ぶという。被害がそれで済んだのは、従業員が侵入者らのスキを見て現場から離れ給油の鍵を閉めたためで、暴徒らはあきらめて逃走した。
このガソシン・スタンドは、今年に入り五度目のバイクによるガソリン強奪事件の被害にあっている。通報を受けた軍警は、緊急手配で非常網を張り、北部でバイク隊五十人を検挙、スタンドの防犯カメラと照合中だ。