ニッケイ新聞 2007年12月28日付け
今年のクリスマス連休では自動車の事故が多発し、国内主要道路での記録としては過去四年間で最悪となった。クリスマス連休の最初の三日間の二十一日から二十四日午前六時までに百三十四人が、死亡した。
これは昨年同期の交通事故死の五〇%増に相当し、連休事故の最高となった。祭日などに伴う連休の交通事故が年々、増加していることで連邦道路警察では運転手の気の緩みと警告を発している。
さらに今年の事故の多発は、今年の新車販売が過去五十年振りという三百万台となったことで、走行車数が増えたのも一因らしい。さらに乗用車に限らずトラックの販売も増え、トラックと乗用車が入り混じったのも事故多発の原因と見ている。また飛行便の混乱や多量の降雨も原因のようだ。