ニッケイ新聞 2007年12月28日付け
ブラジル仏教連合会(佐々木陽明会長)は、二十一日、毎年恒例の年末助け合い運動の一環として、サンパウロ日伯援護協会傘下の五つの施設に、約八千レアルを寄付した。
援協事務局で開かれた贈呈式には、同連合会の川上寛祐仏連事務局長をはじめ、松岡海心さん、田川八重子さん、石本妙豊さん、桑原弘樹さん、木原好規さん、富沢栄昌さんらが出席した。
川上事務局長によれば、同寄付は歳末助け合い運動の一環として、各宗派の信者や各寺の近辺の商店などに慈善封筒を配り、集められた。総計で約二万六千レアルが集まった。
森口イナシオ援協会長は「皆様から愛情のこもった寄付を頂き感謝しております」と謝辞を述べた。援協のほかに、救済会「憩の園」、こどものその、希望の家、パラナ老人福祉和順会に寄付された。
昨年は慈善封筒で集めた募金で、米など施設団体の希望する物品が購入され、現金とともに寄付された。