ニッケイ新聞 2008年1月9日付け
二〇〇七年の生活必需品価格(セスタ・バジカ)が全国全ての州都で軒並み高騰を見せ、四月に調整した最低賃金の八・五七%をはるかに上回った。上げ幅最低のクリチーバで一一・四六%、最高のアラカジューで二四・三八%だ。
サンパウロでは十二月、一七・九%の値上げとなり二百十四レアル六三センターヴォスであった。二カ月連続で全国トップを記録。次いでポルト・アレグレの二百十二レアル九二センターヴォス、ベロ・オリゾンテの二百四レアル八〇センターヴォスだ。
フェイジョンの値上がりが最大の原因で、七月と八月の干ばつが災いした。二月の収穫までフェイジョン在庫不足の影響が出ると見られ、セスタ・バジカの価格は高騰を続けると予想される。