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レジストロ=移民百周年の成功誓い=雑煮と煮染めで新年祝う

ニッケイ新聞 2008年1月10日付け

 レジストロ文協は元旦午前九時より同会館に於いて新年祝賀会を催した。先亡者の霊に対して一分間の黙祷を捧げた後、ブラジル国歌、君が代を斉唱し「年の始めの歌」を歌った。
 参加者は昨年を上回る約八十人が参加した。最初にレジストロ文協会長の清水ルーベンスさんが挨拶をし、「二〇〇八年は、ブラジル日本移民百周年の記念すべき年で、百周年を祝う行事はすでに昨年から始まっている」と強調。
 昨年、同地を視察した第四十八回海外日系人大会と第十四回パンアメリカン日系人大会、州立学校での日本文化教育プログラム「ビバ・ジャポン」、豊田豊さんが作成して市内に設置された三つのモニュメントなどの例を挙げた。そして「本番の今年、計画されてある数々の行事が成功裏に終わるようにみなさまの協力を」と要請した。
 次にFENIVAR会長兼聖南西及びリベイラ沿岸地区のブラジル日本移民百周年祭実行委員長の山村敏明さん、文協顧問兼レジストロ市のブラジル日本移民百周年祭実行委員長の那須野英男さん、RBBC会長の佐久川マリオさん、春秋会会長の黒澤森男さん、レジストロ連合婦人会会長の清丸米子さん、市長代理の近岡マノエルさんが新年の挨拶をした。
 最後に、那須野英男さんの音頭で、酒とビールで乾杯が行われた後、雑煮と煮しめで新年を祝った。(金子国栄さん通信)