ニッケイ新聞 2008年1月10日付け
国士舘問題に関してついに、もうこれ以上は関わりたくないとの姿勢を見せた準備委員会。五カ月に及ぶ時間をかけて検討してきていたのに残念な結果になり、白紙や批判文章などを各評議員に対して送付した。こうした事態の中、渡部和夫評議員会長は「準備委員会は手紙や新聞社で自分たちを犠牲者として見せたいんだ」と批判をした。両者の歩み寄りがあれば良い方向に向かっていただろうに…。双方の信頼回復への道のりは険しそうだ。
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四千人のブラジル人が在住する美濃加茂市を管轄する加茂署で新人巡査らがポルトガル語を学び始めた。岐阜新聞が伝えた。生活などの相談にブラジル人らがよく訪れていたことからだそうだが、日本移民のためにブラジルの行政組織が日本語を覚えることはなかった。在日ブラジル人が日本語を覚えないのか、近隣の日本人が不親切なのか…。