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コロンビア=ロハスさん、子と劇的再会果たす

ニッケイ新聞 2008年1月15日付け

 コロンビア解放前線(Farc)から解放された人質二人は、無事コロンビアのボゴタ空港へ帰還した。その一人ロハスさんは、幽閉中に生まれ八カ月目に引き離され、現在三歳になった子息エマヌエルちゃんと劇的再会を果たした。子息はゲリラ・メンバーとの間に生まれ、これまでボゴタ市の北東にある政府の施設で保護されていた。
 今回解放された人質二人は、政治関係者四十六人のグループに属し隠れ家が散在していたという。他にも人質は、事業家や大手の幹部職員、医師、技師、子供など七百人が幽閉されているらしい。革命組織の資金調達で身代金目的に拉致された人たちのようだ。
 政治家グループは、チャヴェス大統領の介在でクローズアップされたが、全く忘れられた小さな子供を含めた人質が、まだ多数いるようだ。

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