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アセル、新年拝賀式=100周年行事への参加呼びかけ

ニッケイ新聞 2008年1月16日付け

 【ロンドリーナ】ロンドリーナ文化体育協会(アセル、田村ジャイロ会長)の新年拝賀式が、一日、アセル会館で行われた。およそ五十人が出席した。
 土屋正春さんの司会で日伯両国国旗に敬礼、両国国歌斉唱、田村会長の代理で平岩ジョージ副会長が年頭あいさつ。長老の沼田信一さん、平間靖旺評議会議長、めぐみ学園の酒井政広校長、平沢正人評議員会副議長、倉本強弁護士らが祝辞を述べた。
 「年の始めの歌」を斉唱して、鈴木勇・前会長の音頭で乾杯、婦人部が腕によりをかけた雑煮を食べ、和やかな雰囲気のなか、日本移民百周年の年を祝った。
 今年はアセル五十三周年である。本部がカンペストレに移転して三回目の新年祝賀会であった。平間議長は祝辞のなかで、アセルの活動、ロンドリーナの百周年祭典にふれた。伝統行事となった農産品評会、日本祭り、南米パークゴルフ、すでに開催百回をかぞえてた高齢者の集いなどの継続を強調した。
 議長によれば、百周年委員会には六十以上の団体が参加し、何回となく会議を開き、事業、行事を煮詰めている。
 市側の事業である中川トミ広場」の建設、六月十八日から二十二日まで、ネイ・ブラーガ館で開催されるエキスポ移民百年の催しにも言及、会員の積極協力を呼びかけた。(中川芳則通信員)