ニッケイ新聞 2008年1月16日付け
【静岡新聞】日本移民百周年記念事業浜松実行委員会の今年初めての会合が十日、浜松市中区旭町のプレスタワーで開かれた。六月に予定されているブラジルのリオデジャネイロで記念凧(たこ)を揚げる計画について事務局から概要が示され、低調な凧揚げ参加者の募集に力を入れることになった。
事務局が現地での浜松紹介ブースの設置やホームページの作成など具体的な広報宣伝活動などを説明した。名誉委員長の鈴木康友市長は「一過性のイベントに終わらせず、ブラジルとの交流をいっそう進めたい」とあいさつした。
リオでの凧揚げ交流事業では、事務局は当初、町単位で凧揚げ参加者を募る方針だったが応募がなかった。このため、募集期間を一月末までに延長し、チームだけでなく個人も含めて募集している。また、凧揚げチームに参加せずに交流事業に参加する「一般参加者」も二月から募集を始める。渡航期間は六月二十一―二十八日。凧揚げ交流事業の参加に関する問い合わせ、申し込みは浜松観光コンベンションビューロー[電053(458)0011]へ。