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百周年記者会見=目立つ宗教団体の寄付=「これから企業回りする」

ニッケイ新聞 2008年1月17日付け

 十日に百周年執行委員会が開かれたのをうけ、十四日午後、同協会事務所で記者会見が行われた。すでに免税口座団体(OSCIP)の口座に振り込まれている七十六万二千レアルの内訳などが公表された。
 企業や団体の筆頭は、崇教真光の三十万レアル、生長の家の二十万レアル、住友化学やサクラ醤油などが十万レアルさらにドッセ・ルッキー、スーペルメルカード・サッチマ。個人では中矢レナートさん、渡部和夫さんなどだという。
 松尾治執行委員長は「今まではどこの企業を訪問しても、『トヨタさんはいくら出した』とまず訊かれるので、そこから先に話が進まなかった」という。数日前に「ようやく(トヨタから)返事が来たので歩くときに弾みがつく」と喜ぶ。
 松尾執行委員長は「上原理事長とともに、これから更に企業回りをするので、よろしくお願いします」と呼びかけた。
 その他、リッファに関しても「土曜日の理事会の時だけで、百五十冊もっていくという団体もいた」と好調なスタート振りをアピールし、「コチア青年協議会や南米産業開発青年隊にもお願いしている」と一世への協力要請も進めていることを明らかにした。