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元人質、仲間の解放に専心

ニッケイ新聞 2008年1月18日付け

 コロンビア解放前線(Farc)から先週、開放された元人質のコンスエロ・ゴンザレス前下議は、これからの使命として幽閉中の人質解放運動に専心する意向を明らかにした。
 人質解放のためにブラジルなど南米諸国政府やEUなどに、交渉の介在を要請するという。外国政府の介在なしに人質を解放するのは、人質の生命に危険が伴うと訴えた。
 人質引渡しにベネズエラのチャベス大統領や伯亜その他の代表が立ち会ったことで、人質の安全が保証されたのだと述べた。コロンビア政府の強硬な姿勢とFarcの拉致活動は、コロンビア市民を生命の危険にさらしているという。