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東西南北

ニッケイ新聞 2008年1月18日付け

 サンパウロ市では医師が休暇を取っているために診てもらえない患者が苦情を訴えているとの報が続いている。一方、リオ市では十六日、ジョッカ病院として知られているジョージ・ジュリオ・コスタ・ドス・サントス市立病院で未明の火事。大事には至らず、けが人もなかったが、煙のため、患者らは屋外に連れ出された。重症の患者五人は別の病院に移された。
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 病院火災といえばサンパウロ市のクリニカ病院の火事も記憶に新しいが、クリニカ病院では消防法に適した設備が設置されておらず、消防署の認定書類もなかったという。その後、サンパウロ市内でさらに二つの病院が消防法に沿っていないと指摘されたとも。また、名画盗難後、やっと再開したMASPも防火シャッターなど、消防法の基準を満たしていないなどの理由で一時閉鎖される可能性が取りざたされている。
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 十六日、サンパウロ州のアグアス・デ・リンドイア市で暮らす七一歳の男性が、銃を持って塀を乗り越えてきた強盗が家の中まで入ってこないようにと庭で対峙。抵抗する様子に強盗は男性に向け発砲。弾は頭にあたり、強盗は何もとらずに逃げた。家の中に逃げ込み身を隠していた奥さんと使用人が男性を救助しようとしたが、助からなかった。
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 ルーラ大統領のキューバとグアテマラ歴訪中の執務を代行したアレンカール臨時大統領は、入院中の病院の中からサンパウロ州の水害の件等についても指示。腹部のガンを患っている同氏は十六日朝、大統領帰国により臨時大統領の責を解かれたが、自分のために祈ってほしいと要請。為政者のために祈れとの勧めがあるが、為政や健康その他、祈りを求めたくなることも多いのだろう。